Kindleキンドル作家が教えるオンラインライトノベルが誰でも書けちゃう!小説風会話式講座(初心者用) こっそりドラゴンクエストモンスターパレード日記も始めたよ。

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独身奇族の『小説の書き方講座』(素人用)

第六十九章 キャラが立つ!⑦

キャラが立つ!⑦
「お師様~? そろそろ、キャラが立つ!の本編(?)に軌道修正してよ」
「ああ、そうだな。えーっと、確か学生二人の会話だったな」
「ほむほむ。台詞回しが一番重要ってところの途中だよ」
「だな。恐らくほとんどの読者が忘れているから念のためもう一度アップしてみるか」

「おはよう」
「おはよう」
「はぁー」
「どうした?」
「今日のテスト。全然自信ない」
「まじで?」
「もう最悪。昨日TV見ちゃったからさ。全然駄目」
「AKBの特集だろ?」
「そうそう」
「それ、俺も見たから」
「まじで?」
「ああ、しかもブルーレイで録画してある」


「あはは。うんうん、こんな感じだね。で、これが台詞回しだとどうなるの?」
「じゃあ、ちょっといじってみるか」


「……おはよう」
「うわっ。なんだその顔色。お前、朝からテンション低すぎだろ!」
「はぁー」
「おいおい、盛大にため息なんかついて。保健室に行った方がいいんじゃねえか?」
「――今日のテスト。全然自信がない」
「だぁぁぁぁ! 馬鹿野郎、そんなの俺だって自信ねえよ。ったく、心配させやがって」
「ああ。悪い、悪い。もう最悪だよ。昨日TV見ちゃったからさ。全然駄目」
「お前のことだ。どうせ、AKBの特集番組だろ」
「そうなんだ。最初は30分だけのつもりだったのに、あと10分。もう5分だけって感じで」
「気がついたら、まるっと2時間半。完全視聴しちゃったと?」
「そうそう」
「何を偉そうに。だが、安心しろ。それ、俺も見たから」
「まじで? おお、同志よ」
「ああ、しかもブルーレイで録画してあるからな。テストが終わったら俺ん家で見ようぜ」


「そうそう、三点リーダーの活用と挨拶の反復は避けるだったよね?」
「それと記号「!」「?」を地の文章じゃなく台詞に取り入れる」
「うんうん。で、その次は?」
「やっぱり適度な説明描写を台詞にもトッピングすることだろうな」
「うーん? 前段のリアル会話とどう違うの?」
「俺が適当に書いたこの例でいくと、二人は学校の教室で会話している設定なんだ」
「だよね」
「そうか? 手直しする前の会話をよく読んでみろ」
「えーっと。あ、ほんとだ。場所が書いてない」
「だろ? 別に教室じゃなくてもいいんだ。読み手によってはファーストフードの一角だったり
通学途中の会話かな? って思う読者もいるはずだ」
「なるほど。読者によってバラバラなイメージだね」
「つまりだな。小説の作者は、自分が妄想している場所や時間をきっちりと読者に示さないとダメだ」
「みんなの想いが一つじゃないと、作者が意図する共感が得られないよね」
「ああ、ましてや感動や笑いなんて絶対に無理だ」
「素人作家さんがよくこういう罠に陥るって聞くけど、どうしてそうなっちゃうの?」
「そうだな。たぶん小説を書き始めたばかりだと、自分の妄想が会話だけを拾っちゃうんだろうな」
「へにゃ?」
「だから、前段の学生二人の会話の中身もストーリーだけを追っているのさ」
「そっか。作者としては頭の中ではちゃんと教室での設定なんだ」
「そういうこと。これはひょっとすると、TVや漫画の悪影響かもしれない」
「どういうこと?」
「現代のメディアじゃ、受け手の眼は当たり前のように画面や紙面の中で、そのシーンを与えられているだろ?」
「うんうん」
「すると、それが当然みたいな感じで思考が麻痺してしまうんだ。受け手(視聴者、読者)の立場なら問題はないけど、いざ自分が送り手(作家)の側に立とうとしたとき、麻痺したままの感覚で会話だけで小説を書いちゃうわけだ」
「そっか、自分の妄想の中ではきちんとその場面が出来ていても、普段TVや漫画での悪影響で読者に5W1Hを伝えることを忘れているのね」
「結局、前段の例は漫画の吹き出し以外何物でもない」
「漫画でもキャラや背景は自動的に脳に植え付けられちゃう。読者が目で追っていくのは台詞だけだもんね」
「初心者作家さんが、アニメの視聴者目線や漫画の読者目線で小説を書くとこんな風に台詞の台本みたいな小説が出来上がるって寸法だ」
「にゃるほど」
「おっと、話が逸れちまったな。前段の例に戻るぞ」
「はーい」
「二人の学生の会話だけど悲しいかな物語を進めることばかり考えるから、周りの風景や音が描写されていない」
「クラスメートは他にもいるはずだし、ガヤガヤとうるさいよね実際は」
「学校の教室をイメージさせるのなら黒板や担任の教師を描くのもいい」
「あっ、始業のチャイムは?」
「いいな。視覚だけじゃなく聴覚や触覚なんかの描写も入れるべきだな」
「でもでも! お師様が修正した後段の会話例も、そんなに場所とか時間が書いてないけど?」
「ああ、適度な説明だからな。保健室ってあたりだけだな」
「分かった! 地の文章だ。これ、会話だけじゃない? だからあとは二人の会話の間に風景なんかの描写を1行か2行入れ込むってことだね」
「お、良く気がついたな。あくまでも台詞回しは切れ味が勝負だ。テンポが崩れるほどの過重な説明描写は避けるべきだろうな。弾むような流れるようなリズムだけは残しておくほうがいい」
「いくら会話にトッピングすると言っても、やりすぎはよくないってことだね」
「長く続けている「キャラが立つ!」だが、「設定に一味加える」「台詞回しが一番重要」に続いてこのあとの第三弾は……」
「ごくっ、何々?」
「次回、「地の文章で差をつけろ」でまた会おう!」
「もう、今回はTV版スペースコブラの引きのつもり?」


小説家を目指すためのその六十九
 ☆必要なもの
   ■アニメや漫画で頭が麻痺したままだと、小説の書き手になるのは難しい。
    きっちりと脳をリセットしてから、基本的な5W1Hの描写を心がけよう。
    対象読者を、みんな小学生だと思いながら書いていくといいかもしれませんね。
    子供相手だとその場所や時間が分からないとすぐに聞かれちゃいますよ。
    「ねぇ、ここってどこなの?」
    「今、冬? それとも夏?」
    「銃撃戦って書いてあるのに、音がしないんだね」
    「このおねーさんって、どんな顔なの?」
    「この人誰? 前に出てきた人?」

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まとめteみた.【第六十八章 キャラが立つ!】

キャラが立つ!「お師様~?そろそろ、キャラが立つ!の本編(?)に軌道修正してよ」「ああ、そうだな。えーっと、確か学生二人の会話だったな」「ほむほむ。台詞回しが一らさ。全然駄目」「AKBの特集だろ?」「そうそう」「それ、俺も見たから」「まじで?」「ああ、し?...
[2012/04/08 09:25] URL まとめwoネタ速suru

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