Kindleキンドル作家が教えるオンラインライトノベルが誰でも書けちゃう!小説風会話式講座(初心者用) こっそりドラゴンクエストモンスターパレード日記も始めたよ。

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独身奇族の『小説の書き方講座』(素人用)

第七十一章 キャラが立つ!⑨

キャラが立つ!⑨
「お師様~。今日は「地の文章入り修正版」を細かく検証」だよね」
「ネタが尽きた作者の誠意一杯の試みだ」
「精一杯の間違いでしょ。うふふ」
「まあな。じゃあさっそく始めるか」
「うんうん。まずは冒頭からね。修正前は、いきなり『……おはよう』から始めたのが……」

――キーンコーン、カーンコーン――
 東京都、と言っても信じない人が多いぐらい、辺鄙な郊外に建つFC学園高等学校。
 予鈴の音が二年C組の教室に鳴り渡っても、学生たちのガヤガヤした喧騒を沈めることは出来なかった。
 そんな騒がしい教室の開け放たれたままの引き戸から、どんよりとした雰囲気を背負った一人の学生が入ってくる。
 自席に着くやいなや、彼は疲れ切った身体を投げ出すようにして机に突っ伏した。

「って具合に大幅加筆修正だよね?」
「冒頭一発、台詞から入るテクは素人作家でも十分使えるんだが、やはり最低限の物語の背景は読者に伝えたいな」
「具体的には?」
「そうだな。今回は学校が舞台だから、なるべく一文一文に学校を連想させる単語を散りばめて、風景や心理描写を書くと読むのが楽になる」
「なるほど。これなら読者さんもここはどこ? とか、今は何時頃なの? なーんていうバラバラな想像じゃなくて、共通したイメージで物語に入れるよね」
「ただし、前にも言ったように説明文で1ページも使わないこと」
「はーい。取り扱い説明書的な内容は厳禁だよね。じゃ次のフレーズいってみよう!」

「……おはよう」
 それでも目の前の席に座っている親友に、息も絶え絶えの声で朝の挨拶を忘れないのは彼の性格のよさか。
「うわっ。なんだその顔色。お前、朝からテンション低すぎだろ!」
 振り返った少年が、まるで幽霊でも見たような驚きの声を上げた。

「ここで朝の挨拶。その後にフォロー、相手はオウム返しの無駄な挨拶は返さないっと」
「この辺のニュアンスは、作者のセンスだな。近くに友人がいるという、さりげない描写と……」
「【息も絶え絶えの声】で【……おはよう】の三点リーダーに込めた意味をしっかりと支えているんだね、お師様」
「ああ。で、友人の大げさな台詞を地の文章でさらにフォローする」
「ちゃっかり得意の【振り返った】で動きのある描写も入れてたり?」
「ははは、バレたか。【幽霊でもみたような】比喩も入れておいた」
「初心者作家にも優しい分かりやすい例えだよね。じゃあどんどんいこう。次~」

「はぁー」
 だが、彼は親友の叫びをまったく無視して盛大なため息をつく。
「おいおい、大丈夫か? 保健室に行った方がいいんじゃねえか?」
 心配そうに立ち上がった少年が、まだ机の上でうつ伏せのままの彼の額に手を添える。

「そっか。【はぁー】だけじゃイメージが薄いから【ため息をつく】んだね」
「それと読みやすい文章②で出てきた『登場人物の名前の置き換え』を使って、【振り返った少年】を【親友】に置き換えてある」
「そこは、陽子も気が付いたよー」
「他には、友人の口調を悪ガキっぽくぶっきらぼうにして、主人公とメリハリをつける」
「わぉ、ホントだ。」
「【学校】⇒【保健室】の簡単な図式。それと『主人公の容態』⇒【保健室】⇒【額に手を添える】だ」
「ほむほむ。あはっ、親友って結構優しいんだ」
「だな。キャラの性格もこんな行動を取らせれば、簡単に読者に伝えることが出来る」
「はーい。じゃあ次~」

「うっ、何だ?」
 月影の胸に刺すような痛みが走る。がっくりと膝をつきそうになるのを懸命に堪え、陽子の師匠が背を向ける。
 苦渋に満ちた相貌。左手は苦しそうに胸を押さえる。開け放たれたリビングのドアに何とか手を伸ばし、お馬鹿な弟子に最後の言葉を告げる。
「じゃ、今日はここまでな。俺、部屋でビール(第3)飲まなきゃ」
 いつものケロッとした顔に戻って片手を挙げる。そして、いそいそとした足取りでそのまま部屋を出て行った。

「え? え? え? 何それ? お師様、そんなの例題の文章にあった?」
 部屋に残された少女が呆然と一人たたずむ。
「あっ? ぁぁぁぁぁあああああ! また逃げたのね! しかもこんな手の込んだ設定で。待てぇぇぇええええ!」

小説家を目指すためのその七十一
 ☆必要なもの
 ■難しく考えずに第一章からやって来たことを、一つ一つ地の文章に盛り込みましょう。ただし、独さんも全部は無理です。たとえ一つでもいいからテクとして使えば読者の評価も上がるかも。何よりも作家として達成感っていうか……。創作意欲が沸いて楽しくなる気がします。

「むぅ! 陽子、お馬鹿な弟子じゃないもん!」
「じゃあ、不肖の弟子? あ、大食漢の弟子か」
「むきぃぃぃいいいいい! はぐはぐはぐ」
「あっ、俺の分までカレーを食うな! ひでぇ。寸胴なべから、直接お玉で食い始めやがった」

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まとめtyaiました【第七十一章 キャラが立つ!⑨】

キャラが立つ!⑨「お師様~。今日は「地の文章入り修正版」を細かく検証」だよね」「ネタが尽きた作者の誠意一杯の試みだ」「精一杯の間違いでしょ。うふふ」「まあな。じゃあさっ...
[2012/05/16 13:47] URL まとめwoネタ速neo

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