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独身奇族の『小説の書き方講座』(素人用)

第二十八章 読みやすい文章⑤

「お師様ー、今日の読みやすい文章はどんなこと?」
「そうだなー。『文末に注意しろ!』ってのはどうだ?」
「文末って?」
「とかく素人作家の文章は、『~~した。』『~~だった。』が繰り返されて終わる場合が多い」
「あ! すっごくよく判るよ、それ。陽子の書いてる小説も、続いちゃうんだよね」
「ありがちだな。どうしてもマンネリ化して、読者の抵抗感が上昇するらしい」
「前に勉強した二重表現に似てるね」
「そのとおり、よく気が付いたな。なぜ抵抗感が上がるのかまでは、知らないけどな」
「ふーん。でも、具体的にどうすればいいの?」
「簡単だ。ストックを用意しておけばいいんだ」
「え? ストック?」
「ああ、例えばだな……」

 現在形   ~だ。
       ~である。
 現在進行形 ~している。
 過去形   ~だった。
       ~した。
 過去進行形 ~していた。
 体言止め  ~。
 疑問文   ~なのか?
 否定文   ~ではない。
 その他   ~だから。
       ~だろう。
       ~だが。
       ~らしい。

「へぇー、結構種類あるんだね。そう言えば、否定形の文章はあんまり使ってない気がする」
「だな。あと、上の様な動詞+助詞だけじゃなくて、形容詞で終わらせる一文を入れてもメリハリが出るらしい」

 『地平線の彼方から射す朝日が眩しかった。』
 『地平線の彼方から射す朝日が眩しい。』
写真素材 PIXTA
(c) こうちゃん写真素材 PIXTA

「すごーい!」
「それほど感心するテクでもないけどな」
「ううん、陽子の小説もこれでバリエーションが増えて大助かりだよ」
「そうか。当然これは地の文だから、その行間に台詞を入れてテンポよく話を進めるんだぞ!」
「はーい」
 
小説家を目指すためのその二十九
 ☆必要なもの
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~ Comment ~


 >『地平線の彼方から射す朝日が眩しかった。』
 『地平線の彼方から射す朝日が眩しい。』

こんなもん状況によるやろ。
前後の文章で使い分けたらええやんけ
#40[2015/01/11 13:28]  名もなき旅人  URL 

 ばわん。独身奇族こと独さんです。
 名もなき旅人 様 ご訪問ありがとうございます。
 久しぶりのコメントに感極まっています。

 さて、
 >『地平線の彼方から射す朝日が眩しかった。』
 『地平線の彼方から射す朝日が眩しい。』

 の使い分けですが、貴方のおっしゃるとおり状況による使い分けで十分です。

 ただ、この回のテーマはあくまでも文末のマンネリ化を防ぐ事を言いたかったので。
 名もなき旅人様は「~する」「~した」などの他に様々な使い分けが自然と出来る作家様だと思われます。
 しかしながら、あくまでもこの講座は独さんを含めた初心者用なので。前後の文章で使い分けることが出来る作家様は華麗にスルー対応ということでご理解頂けると幸いです。
 拙い講座ですが、これからもご愛読くださると嬉しいです。
 ではでは。
#41[2015/01/11 17:31]  独身奇族  URL  [Edit]














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